【令和5年春期対策】ITストラテジスト試験 午前対策編12

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ITストラテジスト試験

ぼちぼちと進めていくITストラテジスト試験対策。令和元年の午前IIの2回目です。

前回はこちら。
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令和元年 午前II 問06~10

問06

LBOの説明はどれか。

ア:株式市場で一般株主に対して、一定期間に一定の価格で株式を買い付けることを公告し、相手先企業の株式を取得する。
イ:現経営陣や事業部門の責任者が株主から自社の株式を取得することによって、当該事業の経営支配権を取得する。
ウ:投資会社が、業績不振などの問題を抱えた企業の株式の過半数を取得した上で、マネジメントチームを派遣し、経営に参画する。
エ:買収先企業などの資産を担保に、金融機関から資金を調達するなど、限られた手元資金で企業を買収する。

答え:
エ:買収先企業などの資産を担保に、金融機関から資金を調達するなど、限られた手元資金で企業を買収する。

LBOとはLeveraged Buyoutの略。言葉を知らないと答えれない問題なので、ここは覚えておく。

問07

アンゾフの成長マトリクスを説明したものはどれか。

ア:外部環境と内部環境の観点から、強み、弱み、機会、脅威という四つの要因についての情報を整理し、企業を取り巻く環境を分析する手法である。
イ:企業のビジョンと戦略を実現するために、財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長という四つの視点から事業活動を検討し、アクションプランまで具体化していくマネジメント手法である。
ウ:事業戦略を、市場浸透、市場拡大、製品開発、多角化という四つのタイプに分類し、事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
エ:製品ライフサイクルを、導入期、成長期、成熟期、衰退期という四つの段階に分類し、企業にとって最適な戦略を立案する手法である。

答え:
ウ:事業戦略を、市場浸透、市場拡大、製品開発、多角化という四つのタイプに分類し、事業の方向性を検討する際に用いる手法である。

この問題も覚えていないと答えるのが難しい問題。SWOT分析はよく出るので、少なくともアは除外して残りから選びたいところ。

問08

ブランド戦略のうち、ブランド拡張を説明したものはどれか。

ア:既存のブランドネームをそのまま用いた上で、対象市場を新しいマーケットセグメントに変更し、売上高の増加を狙う戦略である。
イ:既存のブランドネームを他の製品においても展開することによって、既存ブランドの認知度を他の商品にも利用し、販売効果を高める戦略である。
ウ:従来の市場をターゲットとし続けるが、従来のブランドネームを廃棄して新しいブランドネームに変更する戦略である。
エ:単一のブランドを強調するだけでなく、同一カテゴリで複数ブランドを使い分けることによって市場のシェア獲得を狙う戦略である。

答え:
イ:既存のブランドネームを他の製品においても展開することによって、既存ブランドの認知度を他の商品にも利用し、販売効果を高める戦略である。

これは拡張しているものを選べば良いので答えやすい問題。ア~エの中でブランドを拡張、つまりブランドの対象を広げているのは、「既存のブランドネームを他の製品においても展開する」と言っているイのみ。

問09

目標とする投資収益率を実現するように価格を設定する手法はどれか。

ア:実勢価格設定
イ:需要価格設定
ウ:ターゲットリターン価格設定
エ:知覚価値価格設定

答え:
ウ:ターゲットリターン価格設定

これも答えやすい問題。「目標とする」=「ターゲット」、「投資注液率」=「リターン」でウが選べる。

問10

ペネトレーション価格戦略の説明はどれか。

ア:価格感度が高い消費者層ではなく高価格でも購入する層をターゲットとし、新製品の導入期に短期間で利益を確保する戦略である。
イ:新製品の導入期に、市場が受け入れやすい価格を設定し、まずは利益獲得よりも市場シェアの獲得を優先する戦略である。
ウ:製品やサービスに対する消費者の値頃感に基づいて価格を設定し、消費者にその製品やサービスの購買行動を喚起させる戦略である。
エ:補完的な複数の製品やサービスを組み合わせて、個々の製品やサービスの価格の合計よりも低い価格を設定し、売上を増大させる戦略である。

答え:
イ:新製品の導入期に、市場が受け入れやすい価格を設定し、まずは利益獲得よりも市場シェアの獲得を優先する戦略である。

ペネトレーションは「侵入」という意味。なのでこの言葉を知っていれば、市場に「侵入」している、つまり市場が受け入れやすい価格を設定して、市場シェアの獲得(侵入)しているイを選べる。

次回はこちらから。

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