【令和5年春期対策】ITストラテジスト試験 午前対策編14

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ITストラテジスト試験

少しづつ進めていくITストラテジスト試験対策。今回は令和元年午前IIの問16~20です!

前回はこちらから。
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令和元年秋期 午前II 問16~20

問16

Webサイト上で実行されるスマートコントラクトの説明はどれか。

ア:Webサイト上の契約手続きにおいて、委託会社、弁護士などの第三者機関を介することを前提とした仕組みである。
イ:アプリケーションサービスを実現するための基盤上に執行条件と契約内容を事前に定義しておき、条件に合致したイベントが発生すると自動執行する仕組みである。
ウ:契約手続きにおいて発生する決済を現実通貨ではなく暗号資産によって実現しる仕組みである。
エ:販売者と購入者が安全かつスマートに取引するためのものであり、インターネット通販だけを適用範囲とした仕組みである。

答え:
イ:アプリケーションサービスを実現するための基盤上に執行条件と契約内容を事前に定義しておき、条件に合致したイベントが発生すると自動執行する仕組みである。

「コントラクト」が『契約』という意味なので、契約について述べられていないエについてはまず除外できるようにしたい。あとは「スマート」なものを選べばいいわけですが…アイウの中から選ぶとすれば、「自動執行」という「スマート」な方法がとられているイが比較的選びやすいかもしれない。

問17

インターネットにおける広告形態のうち、インプレッション保証型広告の説明はどれか。

ア:あらかじめ決められたキーワードを利用者が検索エンジンに入力した際に表示される広告
イ:掲載した広告を見た利用者が、その広告をクリックした上で、掲載者の意図に沿った行動を起こした場合に、掲載料を支払う広告
ウ:契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告
エ:ポータルサイトのトップページや特集ページなどに一定期間掲載する広告

答え:
ウ:契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告

アドセンスなどをやってるとよく目にする言葉なので、これはきっちり正解を拾いたい問題。うちのサイトがGoogle広告の認証取れない怨念とともに覚えておこうと思います。。。

問18

ECサイトが実施した3種類のバナー広告A~Cについて、広告費用、バナー広告クリック数、各バナー広告からサイトにアクセスして商品を購入した人数は表のとおりである。コンバージョン率、顧客獲得単価(商品購入者数1人当たりの広告費用)の説明として正しいものはどれか。

ア:バナー広告A~Cのコンバージョン率は同一であるが、顧客獲得単価はバナー広告Aが最も安い。
イ:バナー広告Aは、三つのバナー広告の中で、コンバージョン率が最も低く、顧客獲得単価は最も安い。
ウ:バナー広告Bとバナー広告Cのコンバージョン率は同一であり、バナー広告Aとバナー広告Cの顧客獲得単価は同一である。
エ:バナー広告Cは、三つのバナー広告の中で、顧客獲得単価が最も高く、コンバージョン率は最も低い。

答え:
イ:バナー広告Aは、三つのバナー広告の中で、コンバージョン率が最も低く、顧客獲得単価は最も安い。

計算すれば確実に答えを出せる問題なので、ここは落とさず拾いたいところ。…とはいえ、出る数字とかは変わらないので覚えてしまっても、ではあるが、どうせ午前IIは時間が余るので、忘れてしまってもその場で解けば良い。

ちなみにコンバージョン率はバナー広告クリック数/商品購入者数、顧客獲得単価は広告費用/商品購入者数で計算できる。それぞれについて計算してみると、以下のようになる。

[A]
コンバージョン率:2%、顧客獲得単価:25,000円

[B]
コンバージョン率:5%、顧客獲得単価:30,000円

[C]
コンバージョン率:5%、顧客獲得単価:約33,333円

問19

予測手法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。

ア:現状の指標の中に将来の動向を示す指標があることに着目して予測する。
イ:将来予測のためのモデル化した連立方程式を解いて予測する。
ウ:同時点における複数の観測データの統計比較分析によって将来を予測する。
エ:複数の専門家へのアンケートの繰返しによる回答の収束によって将来を予測する。

答え:
エ:複数の専門家へのアンケートの繰返しによる回答の収束によって将来を予測する。

デルファイ法はよく出る用語なのでこれは絶対覚える!午後の論文でも専門性を出すために使えるので、ここで意味と合わせて把握しておきたい。

問20

ベイズ統計の説明として、適切なものはどれか。

ア:経済統計に関する国際条約に基づいて、貿易実態を正確に把握し、国の経済政策や企業の経済活動の資料とすることを目的に統計指標を作成する手法
イ:事前分布・事後分布といった確率に関する考え方に基づいて体系化されたものであり、ディープラーニング、迷惑メールフィルタなどに利用されている統計理論
ウ:収集されたデータの代表値である平均値・中央値・最頻値を求めたり、度数分布表やヒストグラムを作成したりすることによって、データの特長を捉える統計理論
エ:ビッグデータの収集・分析に当たり、分析結果の検証可能性を確保し、複数の分析結果を比較可能とするために、対象をオープンデータに限定する統計手法

答え:
イ:事前分布・事後分布といった確率に関する考え方に基づいて体系化されたものであり、ディープラーニング、迷惑メールフィルタなどに利用されている統計理論

これは言葉を知らないと答えれない問題。「ベイズ統計」に対して、「ディープラーニング」「迷惑メールフィルタ」を紐づけて覚えておきたい。

次回はこちら。

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