【令和5年春期対策】ITストラテジスト試験 午前対策編18

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ITストラテジスト試験
前回はこちら。

ぼちぼちと進めていくITストラテジスト試験対策。今回は平成30年秋期試験の3回目です!

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平成30年秋期 午前II 問11~15

問11

商品のブランド戦略の一つであるラインエクステンションを説明したものはどれか。

ア:売上の伸びが鈍くなってきたときなどに、デザインや容量を変更した商品を導入し、ブランド力を高める戦略
イ:関連分野において知名度の高い他社ブランドを提携し、自社商品のブランド力を高める戦略
ウ:実績のある商品と同じカテゴリにシリーズ商品を導入し、同一ブランド名での品ぞろえを豊富にする戦略
エ:消費者の間に浸透し、市場での地位を確立しているブランド名で、現行商品とは異なるカテゴリに参入する戦略

答え:
ウ:実績のある商品と同じカテゴリにシリーズ商品を導入し、同一ブランド名での品ぞろえを豊富にする戦略

「ラインエクステンション」なので、ラインを拡張している選択肢を選ぶ。選択肢を見ると、「同じカテゴリ」=「ライン」に「シリーズ商品を導入し」=「エクステンション」なのでウを選択できる。

問12

ジェフリー・A・ムーアはキャズム理論において、利用者の行動様式に変化を強いるハイテク製品では、イノベータ理論の五つの採用者区分の間に断絶があると主張し、その中でも特に乗り越えるのが困難な深く大きな溝を”キャズム”と呼んでいる。”キャズム”が存在する場所はどれか。

ア:イノベータとアーリーアダプタの間
イ:アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間
ウ:アーリーマジョリティとレイトマジョリティの間
エ:レイトマジョリティとラガードの間

答え:
イ:アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間

言葉を知らないと答えれない問題。これを覚えたからと言って他の問題が答えれる可能性も低そうなので、答えを覚えてしまうのが効率的。

問13

ダブルビン方式の特長はどれか。

ア:単価が高く体積が大きい又は需要変動が大きい重点管理品に適する。
イ:発注間隔が一定で発注量が増減する。
ウ:発注点と発注量が等しく、都度の在庫調査の必要がない。
エ:発注点と発注量は調達リードタイムに関係しない。

答え:
ウ:発注点と発注量が等しく、都度の在庫調査の必要がない。

これも言葉を知らないと答えれない問題。言葉を知らなかった場合に少しでも正答率を上げる方法として、以下の手順がとれる。

①選択肢の中から知っていて、明らかに不正解な選択肢を除外する。
四択の中から適当に選ぶと正解できる確率は25%だが、三択に絞り込めると33%まで確率を上げることができる。

②設問で触れられている単語に注目して、選択肢の中から絞り込む。
今回の場合「ダブル」という単語に注目して、二つの要素に触れられている選択肢に絞り込む。選択肢を実際に見てみると、ウとエは「発注点」「発注量」の二つの要素に触れられているので、この二つに絞り込む。そうすると適当に選んでも50%の確率で正解できる。

①②を実施することで、分からない問題であっても正解する確率を上げることができ、合格に近づける。

問14

知的創造プロセス(SECIモデル)において、表出化に該当するものはどれか。

ア:顧客への対応の仕方を、顧客の業務別にマニュアル化する。
イ:顧客訪問に新入社員を同行させ、対応の方法を目で見て体得させる。
ウ:製品操作マニュアルと業務マニュアルから、運用マニュアルを作成する。
エ:マニュアルに記載された方法を実践し、スキルを習得する。

答え:
ア:顧客への対応の仕方を、顧客の業務別にマニュアル化する。

「表出化」という言葉に注目して選択肢から絞り込みたい。表出化…表に出すということなので、「マニュアル化」という形で表に出したアを選びたいところ。

問15

TLO(Technology Licensing Organization)法に基づき、承認又は認定された事業者の役割として、適切なものはどれか。

ア:企業から委託研究、又は共同研究を受け入れる窓口として、企業と大学の調整を行う。
イ:研究者からの応募に基づき、補助金を支給して先進的な研究を発展させる。
ウ:大学の研究成果の特許化及び企業への技術移転の支援を行い、産学の仲介役を果たす。
エ:民間企業が保有する休眠特許を発掘し、他企業にライセンスを供与して活用を図る。

答え:
ウ:大学の研究成果の特許化及び企業への技術移転の支援を行い、産学の仲介役を果たす。

これも問12と同じで知っていたからと言ってあまり他に応用が利かなさそうな問題。そのため、これもしっかりと答えを覚えて、出題されたら正解を選べるようにしておきたい。

次回はこちら。

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