【令和5年春期対策】ITストラテジスト試験 午前対策編01

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ITストラテジスト試験

令和5年春期 ITストラテジスト試験に向けて、ちょっとづつ勉強を頑張っていこうというページです!まずは午前II対策から取り組んでいきます。
※現時点では午前Iは免除のためスキップ。

午前II対策は、1日5問を目標に過去問に取り組んでいきます。新しい問題(令和4年春期)から初めて、過去6年分に取り組みたいと思います。ということで、記念すべき第01回は、令和4年春期 午前II 問01~05までです!

スポンサーリンク

令和4年春期 午前II 問01~05

問01

官民データ活用推進基本法などに基づいて進められているオープンデータバイデザインに関して、行政機関における取組の記述として、適切なものはどれか。

ア:行政機関が保有する個人情報を産業振興などの目的でオープン化するためには、データ収集の開始に先立って個人情報保護委員会への届出が必要となる。
イ:行政機関において、収集・蓄積された既存のデータが公開される場合、営利目的の利用は許されておらず、非営利の用途に限って利用が認められている。
ウ:行政機関における情報システムの設計において、情報セキュリティを確保する観点から、公開するデータの用途を行政機関同士の相互利用に限定する。
エ:対象となる行政データを、二次利用や機械判読に適した状態で無償公開することを前提に、情報システムや業務プロセスの企画、整備及び運用を行う。

正解:
エ:対象となる行政データを、二次利用や機械判読に適した状態で無償公開することを前提に、情報システムや業務プロセスの企画、整備及び運用を行う。

いくら届出をしたからといって、個人情報をオープンにしてはまずいと思われるのでアは違う。また経験則にはなるが、「~に限って」とか「~に限定する」など極端に絞って書かれているものは不正解の可能性が高い。ということで、消去法的にエを選べる問題。

問02

金融業界で生まれた考え方で、主に被規制事業者が各種規制に正しく対応できているかどうかをチェックする業務などを、最新ITを駆使して効率化する取組はどれか。

ア:MOT
イ:ギグエコノミー
ウ:コンプライアンス
エ:レグテック

正解:
エ:レグテック

これは言葉を知らないと答えれない問題。ただ一般常識としてコンプライアンスは「法令遵守」なので真っ先に選択肢から消したいところ。ちなみに他の選択肢は、MOTが「科学や工学などのあらゆる技術や知識を生かし、市場ニーズに合った製品やサービスを開発していく経営手法のこと。(Management of Technology)」、ギグエコノミーが「フリーランスなどの立場で、単発もしくは短期の仕事を請け負う働き方」のこと。

問03

ある企業では、顧客データについて、顧客を性別、年齢層、職業、年収などの複数の属性を組み合わせてセグメント化し、蓄積された大量の購買履歴データに照らして商品の購入可能性が最も高いセグメントを予測している。このときに活用される分析手法はどれか。

ア:ABC分析
イ:SWOT分析
ウ:競合分析
エ:決定木分析

これも言葉を知らないと答えれない問題。個人的には、SWOT分析はよく午前問題で見かけるので、今回のケースには当てはまらないものとして消し込みたいところ。また競合分析についても字面から違いそうなので除外できる。ちなみに、ABC分析は「『重点分析』とも呼ばれ在庫管理などで原材料、製品等の資金的重要度を分析する手法」のこと。

問04

プロジェクト開始時点で150百万円の支出を行うIT投資プロジェクトにおいて、3年間の金銭的価値をDCF法で算定した場合、正しい金額はa~dのどれか。
なお、割引率は20%で固定とし、キャッシュフローは全て年度末に発生するものとする。また、金銭的価値の算定の際には年度ごとに百万円未満を切り捨てて計算している。

ア:a
イ:b
ウ:c
エ:d

正解:
ア:a

DCF法(割引キャッシュ・フロー法)とは「資産が生み出すキャッシュ・フローの割引現在価値をもって、その理論価格とする方法」のこと。完全に試験対策的な話になるが、計算式を覚えるくらいなら、解答を覚えた方が早い。(どうせ同じ問題がそのまま出題されるので…)

答えが覚えられなかった場合、だいたいこの手の資産価値的なものは、年月が経過するごとに目減りしていくものなので、価値が変わっていないcや、逆に増えているdは除外できる。そのため2択までは絞り込み可能。

問05

ベンダX社に対して、表に示すように要件定義フェーズから運用テストフェーズまでを委託したい。X社との契約に当たって、”情報システム・モデル取引・契約書<第二版>”に照らし、各フェーズに契約形態を整理した。a~dの契約形態のうち、準委任契約型が適切であるとされるものはどれか。

ア:a、b
イ:a、d
ウ:b、c
エ:b、d

正解:
イ:a、d

準委任、請負のそれぞれの意味は押さえておきたいところ。ちなみに準委任型契約は「事の完成ではなく、一定の事務処理行為を行うことを約する契約」で、請負型契約は「請負人が仕事を完成することを約し、注文者がこれに対して報酬を支払うことを内容とする契約」のこと。

実際に”情報システム・モデル取引・契約書<第二版>”を確認すると、以下のように記載されている。

https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20201222.html

消去法で考えると、要件定義は請負で勝手にやるようなものではないので、アかイのどちらかとなり。あとはbかdのどちらかを考えると、システム内部設計は請負型となっている後続のフェーズと直接つながっていくものと考えれるので、これも請負型が適切と考えることができ、イを残すことができる。

【次回】令和4年春期 午前II 問06~10

コメント

スポンサーリンク






スポンサーリンク





タイトルとURLをコピーしました