【令和5年春期対策】ITストラテジスト試験 午前対策編03

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ITストラテジスト試験
【前回】令和4年春期 午前II 問06~10

前回に引き続き、今回も令和5年春期 ITストラテジスト試験に向けて勉強していきます!今回は令和4年春期 午前II 問11~15までです!

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令和4年春期 午前II 問11~15

問11

企業が実施すマクロ環境分析のうち、PEST分析によって戦略を策定している事例はどれか。

ア:購買決定者の年齢層や社会的なポジション、購買に至るプロセスの中で購買行動に影響する要因を把握し、自社の製品の市場投入方法を決定する。
イ:自社の製品市場に参入してくると見込まれる、別市場の企業の動向を把握し、新製品の開発を決定する。
ウ:自社の販売力、生産力の評価や自社の保有する技術を検証し、新しく進出する市場分野を決定する。
エ:法規則、景気動向、流行の推移や新技術の状況を把握し、自社の製品改良の方針を決定する。

答え:
エ:法規則、景気動向、流行の推移や新技術の状況を把握し、自社の製品改良の方針を決定する。

PEST分析を知らないと答えれない問題。PEST分析とは「政治的 、経済的 、社会文化的 、技術的 の頭文字を取ったもので、経営戦略論における環境スキャニングで使用されるマクロ環境要因のフレームワークのこと」なので覚えておきたい。

問12

マルチサイドプラットフォームのビジネスモデルの説明はどれか。

ア:顧客価値を創造するために、複数の異なる種類の顧客セグメントをつなぎ合わせ、顧客セグメント間の交流を促進する仕組みを提供するモデルである。
イ:顧客との良好な関係を築き収益拡大を図るために、顧客データベースの構築を前提として、顧客との様々な局面でのコミュニケーションを支援するモデルである。
ウ:製造業において、事業の多角化を図るために、現在の製品の川上となる部品の製造と、川下となる販売事業に同時に進出するモデルである。
エ:複数の異なる仕様の機種やOSで同じように動作するソフトウェアやサービスを提供する事によって利用者を増やし、事業拡大を図るモデルである。

答え:
ア:顧客価値を創造するために、複数の異なる種類の顧客セグメントをつなぎ合わせ、顧客セグメント間の交流を促進する仕組みを提供するモデルである。

「マルチサイド」という言葉に着目すれば、「複数の」何かに触れているアとエに絞り込める。ここからどちらを選ぶかだが…エについては、よくゲームで「マルチプラットフォーム」でという言葉で新作が紹介されているのを思い出すことができれば(最近はあまり聞かないので、老人用語かもだけど・・・)、これは似てるけど少し違う・・・と判断でき、アが選べるはず!

問13

新たに想像された知識を組織に広め、新たな暗黙知として習得することを、SECIモデルでは、どれに分類するか。

ア:共同化(Socialization)
イ:表出化(Externalization)
ウ:連結化(Combination)
エ:内面化(Internalization)

答え:
エ:内面化(Internalization)

「暗黙知」という言葉に着目して選べばよい。暗黙の了解なので口には出さないけどみんな知っているということで、内面化が選べる。

問14

プロダクトイノベーションの例として、適切なものはどれか。

ア:シックスシグマの工程管理を導入し、製品品質を向上させる。
イ:ジャストインタイム方式を採用し、部品在庫を減らす。
ウ:製造方法を見直し、コストを下げた製品を製造する。
エ:マルチコアCPUを採用し、高性能で低消費電力の製品を開発する。

答え:
エ:マルチコアCPUを採用し、高性能で低消費電力の製品を開発する。

「プロダクト」つまり「製品」なので、製品が新しくなっているものを選べばよい。正解は絶対一つだけなので、アイウは「方法」について述べていて似た選択肢となっているので、こちらでも正解を見つけ出せる。

問15

企業システムにおけるSoE(Systems of Engagement)の説明はどれか。

ア:高可用性、拡張性、セキュリティを確保しながら情報システムを稼働・運用するためのハードウェア、ソフトウェアから構成されるシステム基盤
イ:社内業務プロセスに組み込まれ、定型業務を処理し、結果を記録することによって省力化を実現するためのシステム
ウ:データの活用を通じて、消費者や顧客企業とのつながりや関係性を深めるためのシステム
エ:日々の仕訳伝票を入力したうえで、データの改ざん、消失を防ぎながら取引データベースを維持・管理することによって財務報告を行うシステム

答え:
ウ:データの活用を通じて、消費者や顧客企業とのつながりや関係性を深めるためのシステム

問題文にある「Engagement」を知っていれば割と簡単に答えられる。「Engagement(エンゲージメント)」とは、「深いつながりを持った関係性」のことなので、「関係性を深めるためのシステム」と書かれているウが正解。

【次回】令和4年春期 午前II 問16~20

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