ぼちぼちと進めていくITストラテジスト試験対策。大晦日も休まずに頑張りたいと思います。今回は令和3年春期試験の午前II 問11~15です!
令和3年春期 午前II 問11~15
問11
マーケティング戦略の策定プロセスを幾つかのブロックに分けて順番に並べたとき、図のdに入るものはどれか。ただしア~エはa~dのいずれかに入るものとする。
ア:環境分析
イ:マーケティングミックス決定
ウ:ターゲット特定
エ:市場細分化
答え:
イ:マーケティングミックス決定
問われていdは、ほぼ最後の方のステップなので、選択肢から最初の方にやりそうなプロセスを除外していけばよい。
問12
マーケティング調査におけるエスノグラフィーの活用事例はどれか。
ア:業界紙や業界新聞、調査会社の売れ筋ランキングなどから消費者の動向を図る。
イ:広告の一部に資料請求の項目を入れておき。それを紹介してきた人数を調べる。
ウ:消費行動の現場で観察やインタビューを行い、気付かなかった需要を発掘する。
エ:同等の条件下で複数パターンの見出しを広告として表示し、反応の違いを図る。
答え:
ウ:消費行動の現場で観察やインタビューを行い、気付かなかった需要を発掘する。
言葉を知らないと答えれない問題。無理やり正解を絞り込むとすれば、正解の選択肢は他と違うことが多いので、ウだけ「発掘する」なのに対して、他が「図る」「調べる」と似た用語になっているので、ここから絞り込む感じか。
問13
SECIモデルにおいて、新たに想像された知識を組織に広め、新たな暗黙知として習得するプロセスはどれか。
ア:共同化(Socialization)
イ:表出化(Externalization)
ウ:連結化(Combination)
エ:内面化(Internalization)
答え:
エ:内面化(Internalization)
暗黙知なので、迷わず内面化を選びたいところ。
問14
経営技術における課題のうち、”死の谷”の説明として、適切なものはどれか。
ア:コモディティ化が進んでいる分野で製品を開発しても、他社との差別化ができず、価格競争に陥り、利益の獲得が難しいこと
イ:新製品が市場に浸透していく過程において、実用性を重んじる顧客が受け入れず、より大きな市場を形成できないこと
ウ:先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難が立ちはだかっていること
エ:プロジェクトのマネジメントが適切に行われないために、プロジェクトの現場に生じた過大な負担がメンバを過酷な状態に追い込み、失敗に向かってしまうこと
答え:
ウ:先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難が立ちはだかっていること
新たな製品開発をして、実際に事業化し、成功するまでには、まず製品化するまでの「魔の川」を渡り切り、販売し売り上げに繋げていくために「死の谷」を乗り越え、競争優位性を築いて成功するために「ダーウィンの海」を渡り切る・・・ということが必要になるようで。
[参考]https://crohack.libcon.co.jp/n/n16b49b9f58c2
せっかくなので、この問題と一緒にこのあたりの用語も合わせて覚えてしまいたい。
問15
JIT(Just In Time)の特長はどれか。
ア:押し出し方式(プッシュシステム)である。
イ:各工程は使用した分だけ前工程に発注する。
ウ:他の品目の受容に連動しない在庫システムである。
エ:毎回仕様が異なる受注生産型の工場に適している。
答え:
イ:各工程は使用した分だけ前工程に発注する。
トヨタで有名なこの言葉。サービス問題なので、確実に正解しておきたいところ。
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